基礎コースは24回を目標・目安として設定しています。
最後の8回のレッスンは短文練習が中心になり、少し長めの文章や対話文の練習も行います。
ここまで、積み重ねて練習してきた単音・単語の基礎発音力をいよいよ応用させていく段階となります。
私個人も文章の発音練習の方が好きなのですが、生徒さんも文章練習の方が楽しそうです。
発音の基礎を学んだら、後は音読練習の中でどんどん練習量を増やしていく方が効果的なんですね。文章の練習といってもいきなり長い文を速く読むわけではありませんので、その方に合った進め方ができます。
たいてい最初は、単音・単語で子音を強く練習してきたはずなのに、母音の響きもでていたはずなのに、情報が増えて発音を意識するところも一気に増えますから、
子音が弱くなったり、できていた音がスムーズに言えなかったりするものなのです。
ですから、文章練習はそういう弱点も気づけるようになりますし、基礎の音をより定着させていくこともできます。
また、声をだして音読するわけですから英語力にも直結していきます。
こうして段階を経て発音力をつけていき、音読の基礎作りをすると、次は中級・上級者向けのコースへレベルアップする方は進まれます。
もちろん、きっちりと8回毎に段階を上げるわけではなく、個人差やどれだけ自己練習にしてくださったかによって、段階ごとの8回の回数は増減します。
また皆さん均一の進め方ではなく、
マンツーマンレッスンのメリットを生かし、その方のレベルや上達具合や苦手得意に合わせて、アレンジしながら進めていくことになります。
最近はウェブレッスンコースではショートコースも作りましたので、10回のレッスンで本当に重要な発音を学ぶこともできます。
独学にしろ通学にしろ、ご自身に合った発音の接し方を見つけていっていただきたいものです。カタカナ英語のままで進まないことを願います。