「ウェブレッスンより対面レッスンの方が分かりやすいですか?」
というのはよく聞かれる質問です。
ウェブレッスンはやはり機械を通すわけですから、全く同じというわけにはいきませんが、ウェブレッスンでも十分に発音指導することはできます。
世の中にはどんどんウェブで習えることが増えていますが、習う題材と講師がどれだけ丁寧に小さい画面の中でもわかりやすく教えてくれるかというのもポイントのひとつだと思います。
発音レッスンに限っては、
見本の発音を示し、生徒さんがリピートし、こちらが解説し、というように進むため、会話のキャッチボールのテンポがよく、音がぶつかることがあまりないんです。また最小限お互いの口の動きが見えれば充分レッスンが行えます。
これが雑談や、おしゃべりになると、お互いの会話がぶつかったりすることがあるので、そういう場合は、ウェブ通信というのは、「え?え?」「なに?」となりやすいんですね。対面で話していると、会話がぶつかっても音が途切れたりってないですもんね。そのままがんがん話し続けられたりもできます。
あとは、その方の好みや状況によって分かれます。
対面を好む方は、少々遠くても通って下さいます。ウェブレッスンがあったおかげで長く続けてくださっている方もいます。
私は個人的には、ウェブを使って何かを学ぶという形態に慣れたこともあって、移動時間を節約できるメリットが大きければ、何かを学ぶ時ウェブを選択すると思います。
その他には対面レッスンに比べると、ウェブは距離感が感じられるため打ち解けにくいかもしれませんが、学ぶことに徹したいという方にはデメリットにはならないでしょう。