前回の記事(母音表の解説①)でコアになる母音は15個です、と書きましたが、今回はそれ以外の音についてです。
組み合わせとなる母音が7個ある
下記の表で示したように、緑で囲まれた7つの母音は、コアになる15個の母音のいずれかを組み合わせたものです。実際の音も、それら二つの母音をなめらかにつなげて発音します。
使われている記号もほぼ同じなので、見たままで分かりやすいと思います。
これらの母音は、母音の数(かず)に入れるか入れないかが考え方によって分かれるところみたいです。
私は、前の記事で述べたように、アメリカ英語で出てくる全ての母音を入れたく、そして入れたため、母音数が24個になりました。
同じ音だが、違いは強いか弱いか、で記号を使い分け
母音には、音としては同じなのに、強く発音するか弱く発音するかの違いで、記号を使い分けているものがあります。
それが、以下に「★同じ音」で示した二つです。
ちなみに、それぞれ最初の記号 [V] [C:] が強く発音する方。
よって、まとめますと、
24個のうち、
コアとなる母音は15個、
15個のうちのどれかとどれかを組み合わせた母音が7個、
同じ音だが違う記号が使われているのが2個
というわけです。
母音を覚えようとした時にちょっと気持ちがラクになれば幸いです^^