今では、音読の大切さを説いている私ですが、私が学生の頃、音読したかどうかというと・・
あまりしていなかったと思う・・。
そんな私が音読をよくするようになったのは、発音を学び始めてからです。
発音の練習をするために、同じ単語、同じ文章を何度も何度も声に出して練習するようになって、飽きずに続けられたのは、少しずつ自分の発音が良くなっていくことと声をだすこと、が楽しかったから。
発音練習している時には、英語の文構造とか意味とかにあまり意識を向けられず、音にばかり集中していましたが、少しずつ考えなくても出せる発音が増えてくるようになってくると、徐々に英語の意味にも意識が向けられるようになっていきます。
そうして何度も音読しているうちに、丸ごと文章とか文構造を覚えていたりするんですね。
そういう繰り返しを経て、また英語が好きになった、再学習をした、という経験をしました。
発音を学びにきてくださる生徒さんも、
「音読していても、この発音で合っているのかわからなかった」
「間違えている発音で音読しても意味がないんじゃないかと思った」
とご自身で疑問を感じていた話をしてくださる場合もあります。
そうなんですよね。
そもそも、合っている発音で音読してこそ、より効果的であることは誰も疑いないことだと思います。
でも、発音を学ぶ機会がなかったり、
周りが、先生も含め、みんなカタカナで英語に取り組んでいる環境だったら、その疑問にも気づかない、ということも起きてしまうのです。
発音は英語を学ぶ上で大事な要素なんです。
後回しにすると余計に時間がかかるだけです。私みたいに。