初級者のための、動画・音声・イラストによる英語発音解説ブログ (by 英語の発音教室PLS)

文章練習:短い会話文で強弱をつける

今回の課題文

A: Guess what? I got a new job.

B: That’s great! How do you like your new job? 

 

短い文だと、強弱リズムをつけやすいです。日本語感覚で平坦な読みにならないように気をつけましょう。

強めるのは単語ではない?【学習】

 “内容語を強く”ですが、実際強く言うのは「音節」 

強弱リズムをつける時、話者が一番伝えたい語句はどれだろう?と

『単語』に着目しますが、実際には、その単語全部を強めて発音しているわけではなく、

 

その単語の「アクセントがある音節」部分だけを強める感覚です。

 

1音節しかない短い単語ですと、「アクセントがある音節」を強めるのと、単語を強めるのとでは、同じように思うかも知れませんが、

「語尾の強さ」が違ってきます。

語尾にくる音は、簡単に言ってしまえば、つまって聞こえなかったり、脱落して消えたり、次の音に接合して弱かったり、するのが、日本語とは違う英語の特徴です。

今回の文から少しとりあげると、イメージ的に気持ち的にこんな感じで。

guess  got  job  great

 

語尾は添える程度でOK.

 

 

重要母音はおさえる【学習】

 jobは、ジョというより、ジャ 

アメリカ英語では、

got /jobの母音は、[a]なので、アっぽく聞こえます。

ですが、これらの単語は、簡単で良く使われる単語ですし、国別の発音の違いがあるので、オっぽく発音しても、通じやすいと思います。

でも、

基本的に、「アクセントがある音節」の「母音」は大事で、

聞き取る上での、通じる上での、キーになります。

 

固有名詞や、専門用語を話さなければならない状況の場合、事前に発音を調べると思うのですが、アクセントの位置、アクセントのある音節の発音、を間違わないだけでも伝わると思います。

 

そして、それを事前に調べる上で、

非ネイティブスピーカーにとって、発音記号って便利なんですね。

 

音声を聞いて発音練習【実践】

 A: 音声を真似して、反復練習しましょう 

[normal speed]    

 

 

 B: 音声を真似して、反復練習しましょう 

[normal speed]    

 

 

 

ゆっくり速度も確認【実践】

 ゆっくり速度でも声を切らないつもりで 

[slow speed]    

Guess what? I got a new job.
That’s great! How do you like your new job?

 

ゆっくり読むと、ネイティブスピーカーでも、単語ひとつひとつ読んでる感じがでますが、それでも、単語間は切らないようななめらかさがあります。

 

ゆっくりと音読練習をする時でも、音自体は途中途切れるかも知れませんが、

声門閉鎖せずにひと息でなめらかに読むように心がけると、英語らしく読むことにつながりますよ。

 

 

 

     

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