初級者のための、動画・音声・イラストによる英語発音解説ブログ (by 英語の発音教室PLS)

文中で”アクセントのない”「th」に注目してみよう

今回の課題文

Was he a swimming athlete before?  

Can I borrow something to write on? 

 

「th」は舌先を歯ではさんで・・という出し方をご存知の方は多いと思います。文中でどんな風に聞こえてくるか、意識的に聞き、耳を慣らすことも大切です。

普通速度で聞いてみよう【実践】

 「th」は文中でどんな風に聞こえますか 

 

Was he a swimming athlete before?

[normal speed]    

 

Can I borrow something to write on?

[normal speed]    

 

thの音は、舌と歯のすきまから息が広がるようにでる摩擦音のため、sのようなするどい強い音は出せません。

それがこの文章のようにアクセントのない音節の「th」だと、なおさらはっきりしない、よくわからない音に聞こえるのではないでしょうか。

英語のth音は、カタカナになるとサ行の音になるため、

サム「シ」ング、ア「ス」リート、などと言いますが、

英語の耳で聞くと、サムシングは[sh]のように聞こえ、アスリートは、[s]のような音に感じます。

カタカナだと表わせない「th」の音ですから、

やはり、英語の綴りをみて、日本語とは違う英語の音を出し、聞く、という繰り返しが必要です。

 

 

ゆっくり滑らかに読んでみよう【実践】

 それぞれの単語の速さまで真似してみよう

 

[slow speed]    

 

swimming も athlete も2音節ですから、カタカナに影響されないように、2拍で読みます。

単語間は切らずになめらかによみ、それぞれの単語にかかっている時間も、全体のリズムも真似してみましょう。

 

[slow speed]    

 

something も2音節です。

「on」は、この文章では、意味を持つ大事な単語なので、かかっている時間もやや長く、強めに読まれていますね。

 

 

     

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