ペア子音 [p] – [b] の子音連続単語
[p]と[b]はペアになる子音です。発音の仕方は全く同じで、無声音か有声音かの違いです。簡単に出せるけれどカタカナ影響を受けやすく、弱くなったり母音をつけたりしてしまいがちです。
Contents
ペアの子音 [p]-[b]の発音の仕方 【学習】
[p] [b] 単音の出し方
閉じた両唇をパッと離して出す「破裂音」です。
無声音の[p]は、名前の通り声を出さずに息だけの音です。
同じ発声の仕方で、声を出すと有声音の[b]の音になります。
出し方は、母音をつけたら日本語の「パ行」や「バ行」の音になるので、簡単だと思いますが、英語の方が息の強さがあります。
[p]:単語のステップアップ練習【実践】
語頭や語尾のp
文中で語尾の破裂音というのは、脱落しやすく聞こえないことが多いです。単語では弱めに発音練習しておきましょう。
気を付ければ簡単に発音できると思います。軽く息の音が聞こえる程度です。
このような単語になると、息の弱さがみられます。
日本語の「パ」や「ポ」の発音では、母音が目立つ感じなので、意識的に「強い息」で子音の方がよく聞こえるように練習するのがポイントです。
子音が連続する単語
ここからは子音連続する単語練習です。母音をはさまず、かつ子音の息の強さに気を付けます。
pl
p も l も弱くなりがちな単語です。
母音が2つなので、2音節の単語です。plas・tic 2拍で発音しましょう。
カタカナのように母音をはさむと [pu/lA^/su/ti/ku]
なんと5音節。カタカナ英語だと、英語が早く聞こえる1因でもあります。しかも、チック・・。
でもレッスンでは割とすぐにみなさんできるようになります。惑わされず、-tic は、ちゃんと綴りどおり、t の発音をされます。
l や t などの舌をたたく子音が続くと、もたつき、子音が弱くなりやすいです。
pr
p の発音の時、すでに r の舌の準備をしておきます。pr を同時に発音する感覚くらいがちょうどいいです。
p の息の強さ、よく聞こえますね。
[b]:単語のステップアップ練習【実践】
語頭のb
まずは簡単な単語で唇をしっかり使って強さを出しましょう
子音が連続する単語
子音連続する単語練習です。母音をはさまず、かつ子音の強さを出しましょう。
bl
b から l へ続くと、l の舌のたたきが弱くなりやすいです。
p の息の強さもよく聞こえます
br
アクセントのある音節 -bra- 、強さがありますね。
r と l が入っているのでやや発音が難しい単語です。um・brel・la 3音節です。
カタカナっぽさがでてしまいがちな方は、m, br, あいまい母音の[E]が修正ポイントです。