日常的に使う簡単な英語の単語には、カタカナ発音と アクセントの位置が違うもの がたくさんありますよね。
例えば、
“tomato” や “hotel” や “banana” などなど。
このアクセントの位置というのは、伝える上ではとても大事なポイントで、その違いを意識せずに話してしまうと、思ったより伝わりにくくなってしまうこともあります。
知っている方も多いと思いますが、真ん中にアクセントがあって、母音は[ei]です。
tomato [tEme^itou] (アメリカ英語)
分かっていても、強さがあまり出ていない方も多いです。
tomato
こんなイメージで言いましょう
hotel [houte^l]
知らないと、普通にカタカナ語で言ってしまいそうな単語ですね。
これも、遠慮なく?
イメージ的にはこんな感じ、hotel
強弱を、位置を間違えず、はっきりつけましょう
banana
※ [bEnA^nE]という発音が一般的に主流ですが、 地域によって[bEna^nE]という人もいる。(アメリカ英語)
慣れていないと、「そんなに強弱をつけて大げさに言うのは恥ずかしい」と感じる人もいます。でも英語では、この強弱がないと逆に不自然に聞こえてしまいます。
カタカナ発音の延長で「ホテル」「トマト」「バナナ」と言ってしまうと、
相手は少し考え込んでしまったり、聞き返されたりすることもあります。
小さな一歩として、まずは1語だけでも思いきってアクセントを変えてみることから始めてみましょう。
慣れてくると、強弱をつけて発音することが自然に感じられるようになりますよ。
police [pEli^:s]
guitar [gita^C]
alarm [Ela^Cm]
「英語を習いたて」とか「発音勉強を始めたばかり」の時は、まだ頭の中はカタカナ語の音が占めているので、
大げさに強弱をつけて、アクセントの位置を移動させて、発音するのは、何となく恥ずかしさというか、慣れない感じがもあるのかも知れませんね。
でも、そこから進んで、頭の中に、英語が広がってくると、全然平気になります。
その境界線みたいなのに到達するまで英語にひたるか、
最初から、気にせず恥ずかしがらず、そっくりそのまま真似しようと思うか、
どちらが早いでしょう。