子音表を色んな視点で分類分けし、解説しているシリーズの最後は、これら7個の子音を分けてみました。
これら太文字で示した子音は、出し方が日本語と似ているところもあり、カタカナ英語でも比較的通じやすいです。
例えば、[J]などは、これを含む単語がカタカナになると、ジになったりします。
まあそれでも、通じる範囲内に収まってくれることが多いです。
とは言うものの、英語と日本語、違う言語の音同士を、「同じ」とは言えず、
英単語によっては、誤解されてしまうようなカタカナに変換されているものも、これらの子音にも当然あるわけです。
例えば、[h]音は、日本語のハ行によく置き換えられます。
hat 、heat、 hope、 hate などを見ると、単語の多くはまあまあハ行に似ていますね。
ですが、中にはそうでない単語もあって、
例えば、hook という単語がよく挙げられます。
フック、と日本語でいうと、f 音に聞こえるような、聞こえないような、とにかく英語のh 音とはかなり違って聞こえますので、こういう単語は、通じなかったりして発音解説でとり上げられるわけです。
[w]音でいうと、
wonderとか、wild は、ワの音でカタカナ発音するので、まだ本来の音と似ているので通じるのですが、
一方、
wood などは、ウッドで発音すると、全然違うので、通じなかったりします。
通じやすく優先度は低めと言いましたが、別の言い方をすると、
カタカナ変換されても通じる単語の方が多い、です。 中には誤解されてしまう単語は当然出てくるけれど数にしたら少ない、というわけです。
4回に渡って記事にしたものをまとめます。
・優先度は低めで通じやすい子音たち(当記事)