英単語は「音節」単位で発音することが大事なんですが、私自身も音節を重要なことだと認識し始めたのは、やはり発音を徹底的に学んだころからです。
でも頭では大事と分かっていても、ネイティブがもつ音節感覚は、なかなかすぐには身につかないものだとも思いました。
以前、ネイティブに自分の発音をみてもらっていた頃、
eveningの発音を直されたことがあります。
この単語は2音節で、 eve・ning と分かれます。
でも私は無意識に3音節で発音してしまいました。
e・ve・ning
おそらくこんな感じだったと思います。
ネイティブにとっては、2音節でしみついている単語ですから、3音節で発音されると考えなくても感覚で違和感を感じすぐにわかるわけですね。
その時指摘されて初めて気づいたわけですが、
やっぱりノンネイティブには理屈から入る部分が多いので、音節を意識していても感覚的な音としてはまだ身についていないんだなあと実感しました。
それ以来、さらに音節単位をより意識するようになりましたが。
音節に限らず言語には、ノンネイティブには越えられないネイティブの壁、というのはあると思うし、それは仕方のないことだとも思いますが、出来る限り近づけるように頑張りたいと思います。