自己発音練習をする時には、面倒でも最初のうちは自分の口の動きを鏡で確認するといいです。
よくあるのは、
◇動かしている「つもり」で、実際には、ご自身が思っているように動いていない
◇余分な力が入ってしまい、舌や唇などが緊張している
ということです。
前者は、圧倒的に自分で発音練習している時です。口先で軽く発音練習してしまいがちです。
後者で多いのは、実は発音指導している時です。インストラクターは、様々な角度からスムーズに音の移行ができるように解説・練習するのですが、普段、意識していない口の動きを意識しだすと、意外に力が入りやすいものなのです。
どちらも鏡をみてみるとすぐに気づきますので、面倒がらずに一度は、いや何度も、鏡で確認することは客観的な視点がもてて、効果的な練習になります。
私も思い返すと、最初の頃はよく鏡を見ながらしていました。
顔を見るのは嫌だけれど、小さな鏡で口だけ映せばいいのだから、あまり抵抗なくできたのかも。。