英語学習するなら、発音はまずこれだけはやってほしいと思う音(子音編)を紹介します。充分独学できます。
英語の子音は全部で24個あります。考え方の違いや学問的見地によりこの個数はいろいろですが、当教室は一番多く数えていて、これで英語の子音は全部網羅できます。
これら子音を最初から全部身につけようとすると、多くて大変、となる場合もあると思うので、まず学んでほしいのはたった10個です。
10個ならそんなに多くはないですし、
子音は母音と違って、日本語にはない全然別の音、といった感じのものが多いので、ある意味分かりやすいのです。
24個ある子音の中には、比較的日本語に似ている音もあります。
幸い、(とはあまり言いたくないけれど、)似ているので、それらの子音はカタカナ英語になっても割と通じます。
一方で、英語の子音をカタカナ英語に置き換えてしまうと、英語圏の人には「英語の別の音」に聞こえてしまうものがあります。
当然、それらの子音は通じなかったり誤解されたりしてしまいます。
そういうわけで、通じるためにまず学んでほしい子音を選び出すとするなら、赤文字で示した子音かなと思うわけです。
発音本やYou Tubeなどで発音の仕方を学ぼうとされる方も多いと思いますが、充分独学可能だと思います。
情報が多すぎて解説の仕方も様々ではあるけれど、分かりやすい、丁寧な解説などを探して、あとは口を動かし、声に出して練習あるのみです。
日本語にはない、英語の音を知って吸収していくという気持ちで、どんどん自己学習していきましょう。
実際、そこそこ英語力のある方や、仕事で英語を使っている方などが、体験レッスンを受けられると、これらの子音は口の動きが出来ていたり、音もきちんと区別しようという意識が感じられることが多いです。
ですが、ここまで進んできた方でも、文章内では、口の動きがスムーズでなかったり、音の違いを瞬時に切り換えられなかったりする方もまた多いのです。
ですから、次のステップとして、とにかく考えなくても口が動くくらい、どんな音のつながりでも安定して出せることを目指されるといいと思います。
そのためには声に出す、反復練習をする、といった、知識を実践力に変えていく過程が必要になります。