①I think I can finish this job in a week.
②Is there anything missing in the latest plan?
ゆっくり読むと、リズムは案外つけにくいものです。
今回は普通速度のみで、速く短く読まれる『機能語』と『口の動き』に着目してみましょう。
文① まずは自己発音で【学習】
意味を考え、リズムを作る
話者が一番伝えたい語句が『内容語』ですから、それ以外はシンプルに『機能語』と考えます。
そうすると、文章の意味を考えなければなりません。
ぜひ意味を相手に伝えるつもりで、強弱リズムをつけて、どう読むか考えてみてください。
I think I can finish this job in a week.
単文なので内容語は、think/ finish/ job/ week あたりかなと考えられますね。(前後の文脈がある場合などでは、違ってきますが、今はこの4つと考えます。)
機能語は、子音がはっきり聞こえなくなったり、母音が崩れたり脱落したりしますが、
口の動きは省略せずに、発音部位をきちんと動かして練習してください。
例えば、
this the that など、機能語の常連みたいなものですが、
thの音が、単語ではできている方でも、文章になるとついカタカナに戻ってザ行の音になってしまいやすいです。
本当に英語の音が口に定着するまで、サッと速く読まれる子音でも、口を定位置に動かして練習する方がいいです。
ご存知のように、「th」は、舌先を軽く歯の間にはさみます。
ですので、舌先をその位置まで持っていってください。
そうすると、日本語のザ行のようにうっかり舌でたたいてしまって、カタカナに戻る、、、ということが回避できます。
その注意を繰り返すことで定着していきます。
文① 音声を聞いて発音練習【実践】
音声を真似して、反復練習しましょう
[normal speed]
in a は、分けて読まないように。自然にリエゾン(連結)して読めましたか。
~ina~
子音の口の動きはぞんざいにせず、きちんと動かしましたか。
think this finish week
文② まずは自己発音で【学習】
意味を考え、リズムを作る
次は、疑問文です。
上述と同じになりますが、話者が一番伝えたい語句の『内容語』と、それ以外の『機能語』はどれかを考えます。
文章の意味を考え、相手に伝えることをイメージしながら読むことで臨場感がうまれます。
Is there anything missing in the latest plan?
there is~、is there~、in the~ というような流れはよく出てきますが、やはりごまかさないで、英語発音の口の動きはきちんとしましょう。
一方、内容語の
anything missing latest plan
は、子音は強くはっきり聞こえるように、息の強さを出します。
文② 音声を聞いて発音練習【実践】
音声を真似して、反復練習しましょう
[normal speed]
is there も in the も、 単語間が子音で終わって子音で始まるつながりですから、リエゾンはせず、順番に発音することになりますが、
連続する最初の子音の方が、次の子音より弱くなったり、また脱落したりします。
i(s) there i(n) the
内容語は、機能語に比べると時間が長いのが図解で分かると思います。
子音の無声音のところで、息の音が強く聞こえますね。
anything missing plan
よく聞いて、口をしっかり動かして、そっくり真似するつもりで。ぜひ練習してみてください。