[f]+母音  [v]+母音　どの母音にも対応できるように 

 [f] [v]　単音の出し方　

[f][v]の出し方は発音のことが分からない方でも知っている方が多いと思います。

無声音の[f]は、上歯を下くちびるに軽くのせるようにし、そのすき間から息が出る時の「摩擦音」です。

声を出しながら、息も出すと、息が摩擦する音にブルブルと振動する音が加わり、有声音の[v]の音になります。

ですが、単音だけ出せても不十分で、またカタカナ英語に影響されていると、発音する時に、とっさにｂなのかvなのか分からなくなりますので、

しっかり英語の「綴り」を見て、

「f」や「v」を見たら、単語や文章でも、瞬時にきれいに発音できるように 練習することが肝要です。

 [f]+ア系母音

f では唇を閉じているので、すぐに口を開かないといけない音の組み合わせです。

fun [fV^n]

あえて似た単語を選んでみました。fanは、扇風機のファンとか、誰々のファンとかの意味がありますね。発音のせいで誤解を生みやすい単語です。

 [f]+二重母音

こちらもf で唇を閉じているので、すぐに口を開いて滑らかにつなげていきます。ｆの息の音が弱くならないように気を付けます。

found [fO^und] 

famous [fe^imEs]

 [f]+r系母音

[C]は、あまり口を開く必要がないので、ｆの後、口は軽くゆるめる程度で舌を持ち上げて音をこもらせます。

furniture [fC^:nitSC]

prefer [prifC^]

 [v]+ア系母音

v の時、唇を閉じているので、すぐに口を開かないといけない音の組み合わせです。

volume [va^lju:m]

 [v]+二重母音

vitamin [vO^itEmin] 

[ei]の母音は口はあまり開かなくていいので比較的いいやすいです。しっかりvの振動音を出しましょう。

reservation [rezCve^iSEn] 

 [v]+r系母音

口は閉じ気味のまま、次の母音に移ります。この母音は口はあまり開かないので舌を上げてこもらせます。

universal [ju:nEvC^:sl] 

このように、単音から、音節を意識した単語練習　というようにステップアップして練習しましょう。