初級者のための、動画・音声・イラストによる英語発音解説ブログ (by 英語の発音教室PLS)

【「ア」系母音】違いが分かるようになるには(音声付)

前回に引き続き、「ア」のように聞こえる英語の母音3つのうち、

[a]  [A]  [V]([E])

今日は [a] を取り上げます。

「ア」系の母音の違いって、最初は分かりにくいと思います。なぜなら日本語で表現しようと思ったら、どれも「ア」と言うしかないのですから、似たような音は難しく感じて当たり前だと思います。

 

口の型を覚えることは有効

当然、日本語の「ア」とは違う音なのですが、この違いを出すには口の動きや形だけではどうしても足りないんです。発声の仕方や音が響く位置、ということまで再現できないといけません

でも、響く位置、と言われても分かりにくいものです。

だから、逆説的になるかも知れないですが、最初はその音が一番出しやすくなる口の形を作って練習した方がやはりいいと思うのです。

口の動きと言うのは、目に見えない音の響きと違って確認できますからね。独習する時にもやりやすいです。

「口の形だけでは足りない」けれども、

「音の違いがつかめないのであれば、口の型をきちんと作って大げさめに動かす」方が有効

だということです。その方が、響きの違いも自分で感じやすくなりますから。

 

 

[a]の口の型

というわけで、[a] は、口の空間を大きく開きましょう。顎を大きく下げ、舌の付け根あたりも落とす感じです。

その開いた口の空間に響くような音です。日本語はこういう発声の仕方はしないので、ここまで意識すると「ア」との違いが出ます。

 

音の特徴を知って聞き比べてみよう

[a][V]の違いは微妙で、難しく感じる人も多いと思いますが、

[a]は、空間を広げ、そこに響かせるような発声する分、わずかに、ほんとにわずかにですが、音が長い、間延びする感じがあります。[V]は、口は軽く開くくらいでいいので、短くキレよく、って感じです。

そういう風に聞いてみると、これらの違いが聞こえませんか↓

wonder[wVndC] /wander さまよう[wandC]  collar えり[kalC]/color 色[kVlC]

 

よくあるNG

聞き取りよりはちょっと簡単、ご自身で発音する場合ですが、

「口を開く」「あごを下げる」って分かっていても、多くの人がすんなり開きません・・。単音練習では開いていても、単語や文章になると途端に開きにくくなります。指導をしていてもほんとによくあります。

少し口をすぼめた動きをするので日本語の「オ」になってしまいます。

それは、前に来る子音によって口が開けにくい、日本語の言い方に影響されてしまう、など理由がありますが、慣れないとそういうものなのです。だからこそ練習が必要ということなのです。

 

指導させていただいている方は、その場で指摘していきますから、どんどん良くなっていきますが、ご自身で練習される方は、鏡をみるなり、客観的にチェックする意識を持つことを強くお勧めします。

でも意識的にやれば必ず口周りが柔軟に動くようになり、定着していきます。

 

文章中の実際の発音を聞いてみよう

実際の文章内での[a]を聞いてみましょう。ほんの少しゆったりで開いた響き、感じられませんか?

・・・this kind of music relaxes people at concerts.

・・・even has an effect on your body?

 

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